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こちらでは、公益法人(公益社団法人・公益財団法人・一般社団法人・一般財団法人)における一般正味財産の特定資産への組み入れ・取り崩しに関する仕訳のよくある質問を紹介しています。
<質問事項>
当法人は、公益社団法人で、5年後に記念事業を行う予定です。その財源として、理事会の決議により、定期預金1,000,000円を特定資産に組み入れました。この場合、どのような仕訳を起票すればよいでしょうか?
<回答>
一般正味財産を特定資産に組み入れた場合、下記の仕訳となります。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
記念事業特定預金 | 1,000,000 | 定期預金 | 1,000,000 |
<記念事業特定預金>
貸借対照表の固定資産の部-特定資産に計上する科目
一般正味財産より組み入れた特定資産について、その目的のために使用しました。この場合、どのような仕訳を起票すればよいでしょうか。
<回答>
一般正味財産より組み入れた特定資産を目的使用した場合、下記の仕訳となります。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
○○費 △△費 ××費 | 500,000 300,000 200,000 | 記念事業特定預金 | 1,000,000 |
<記念事業特定預金>
貸借対照表の固定資産の部-特定資産に計上する科目
<○○費、△△費、××費>
一般正味財産増減の部の各勘定科目
当法人は、公益財団法人で、設立50周年の記念事業のために、「記念事業特定資産」を設定していましたが、理事会の決議により、取り崩すことになりました。この場合どのような仕訳を起票すればよいでしょうか。
<回答>
一般正味財産より組み入れた特定資産を目的使用(=取り崩し)した場合、下記の仕訳となります。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
定期預金 | 1,000,000 | 記念事業特定預金 | 1,000,000 |
<記念事業特定預金>
貸借対照表の固定資産の部-特定資産に計上する科目
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