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こちらでは、公益法人(公益社団法人・公益財団法人・一般社団法人・一般財団法人)における棚卸資産の取引に関する仕訳のよくある質問を紹介しています。
当法人は、公益社団法人です。必要に応じて職員に支給する予定で、作業用の服を100着(金額:400,000円)購入しました。この場合、どのような仕訳を起票すればよいのでしょうか?
<回答>
作業服、パンフレットなど、法人内部で事業活動・管理活動のために使用するものは、下記の何れかの方法により処理します。
①購入時に貯蔵品として計上し、使用に応じて費用科目に振り替える
②購入時に費用科目を計上し、期末日に未使用分を貯蔵品勘定に振り替える
③購入時に費用科目を計上し、期末日に未使用分があっても貯蔵品勘定に振り替えない
③の方法は、当該支出に重要性が無い場合認められる処理で、原則として、①か②に方法によります。
①の方法は、貯蔵品の受払の都度仕訳を起票するので、受払管理をする場合、採用することがよい方法です。他方、②の方法は受入時と期末日に仕訳を起票するので、日々は受払管理を行わない場合、採用することがよい方法です。
ご質問の内容を①の方法で処理する場合、仕訳は下記の様になります。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
貯蔵品 | 400,000 | 普通預金 | 400,000 |
当法人は、公益社団法人です。作業用の服を100着(金額:400,000円)を貯蔵品としてい計上しています。このうち50着(金額:200,000円)を従業員に配布しました。この場合、どのような仕訳を起票すればよいのでしょうか?
<回答>
ご質問のケースは、上記の①の方法で処理で貯蔵品を払い出した場合であり、その仕訳は下記の様になります。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
消耗品 | 200,000 | 貯蔵品 | 200,000 |
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